まさに御坂美琴(レールガン)を歌に込め表現していると言っても過言ではないこの「only my railgun」ですが、とにかく曲のリズムがめまぐるしく変化して聴き応えがあります。歌い出しから疾走感ある(まさに電撃の如く)曲調で始まりを告げ、そこから一旦物静かで落ち着いた曲調になり、またサビに向かって徐々にスピードが増していくというストーリーさながらの状況変化が心を捉えて離しません!
一方でc/wの「Late in autumn」も捨て難く、上記とはうって変わって冬を舞台に雪が降り積っていくかのような募る想い(切ない恋心)が歌われていて心に沁みります。
TVアニメ「とある科学の超電磁砲」のOPテーマソングであり、初代Vo.のnaoが脱退したfripSideのサウンドプロデュース担当のsat(八木沼悟志)が2代目Vo.として新しく声優の南條愛乃を迎えた新生fripSideのメジャーデビューシングル。
「only my railgun」はテクノ&ロックな感じの歌なのですが、歌詞を見て分かるようにアニメの主人公である御坂美琴のための一曲です。
レールガンの弾丸ように突き抜けた疾走感のある曲調に、一見相反するような南條さんの柔らかな歌声が上手く絡み合い、まさに「痺れる」ほどカッコイイ一曲に仕上がっています。
対してc/wの「Late in autumn」は淡い恋心が込められたセンチメンタルナンバーです。
初雪が降り積るかのように募っていく恋心と切ない別れを乗り越えた先への意志がしっとりと歌い上げられています。
総評としては、曲に関してはいつもどおりのsatさんらしい素晴らしい出来だと思いますし、歌に関しても、まだ南條さんの歌声が若干地に足が着かないようなふわふわした感じがするものの、これがデビューシングルという事を考慮すれば十分な出来だと思ったので、これからの期待も込めて星4つとさせて頂きました。
前Vo.のnaoさんが脱退したときには心配でたまりませんでしたが、今回fripSideが再メジャーデビューしてくれて一安心することが出来ました。
これからもfripSideにはより一層頑張ってもらって、アルバムを出す頃には南條さんの洗練された歌声でもう一度「only my railgun」を歌ってもらいたいものです。
何にせよ、アニメや原作のファンや昔からのfripSideファンはもちろん、それ以外の方々にもオススメの一品なので、少しでも興味を持った方は一度聴いてみてください。